『深く、速く、考える』(稲垣公夫)①〜テンプレートを変えるなら思考を変えるべし〜

『深く、速く、考える』(稲垣公夫)①〜テンプレートを変えるなら思考を変えるべし〜

 

革新的なアイデアを1枚にまとめるには思考回路を変えよう

今日、紹介するのは『深く、速く、考える』というタイトルの本だ。

著者は稲垣公夫さん

「A3報告書」を効果的に導入する方法について書いている。

この「A3報告書」、実は画期的なツールだ。

簡単に説明すると、A3サイズ1枚に企画書や報告書をまとめたもの。

なーんだ、そんなのよく見かける資料じゃん!と侮ってはいけない。

これは

ムダな記述を極限までそぎ落として本質を明らかにし、革新的なアイデアをシナリオ化するツール(略)

(本書6ページより)

であり、

社内の問題解決力やナレッジマネジメントを飛躍的に高める

ツールなのだ。

見た目、ペライチの資料だが舐めてはいけないのだ。

このことを理解していない人が世の中には多い。

著者も

教えてすぐ書けるようになるのは1割くらい

と筆者は書いている。

では、残りの9割の人たちはどうすればいいか?

稲垣公夫さんはこう断言している。

思考回路を変える必要

があると。

では、どのように思考回路を変えるのか?

『深く、速く、考える』ように変えるのだ。

この『深く、速く、考える』作業を「深速思考(しんそくしこう)」といい、

その技術を身につけるノウハウがこの本にまとめられている。

世の中には1枚ペラの企画書に幻想を抱いている人が多い

実は、企画書のフォーマットにもトレンドがあった。

例えば、大昔は手書きが当たり前だった。

その後、ワードプロセッサが登場し活字の企画書が主流になった。

次に現れたのがMACで、いわゆるクリエイターという方たちが画像を効果的に使った企画書でクライアントをうならせた。

そして、いよいよWindowsが登場。ビジネスマンもサクサク企画書を作る時代が幕を開け、企画書のページ数は増えていった。

その結果、分厚い企画書がオフィスで大量にプリントアウトされた

その膨大な量は企業の利益を圧迫するほど大きくなり問題視する経営者も現れた。そう言った状況の反動として1枚で完結する企画書が登場した。

つまり。『深く、速く、考える』に登場する「A3報告書」のことだ。

こういった企画書のトレンドを知った上で「A3報告書」を見直すと、「A3報告書」が企画書や報告書の“救世主”的存在だとわかる。

そのため、企画書を1枚にまとめ「仕事のできる奴」を装う風潮があるのも事実だ。

企画書を1枚にまとめるって、一見、簡単そうに見える。でも、ちがう!

そういう人たちは思考回路を変えなければ「A3報告書」を書き上げることはできない、ということに気がついていない。そういう人たちにこそ『深く、速く、考える』は読んでもらいたい本だ。

まとめ

今回は『深く、速く、考える』の「はじめに」の部分、冒頭5~6ページに基づき、紹介した。

まだまだ、ほんのさわりの部分。

続きは、また、次の機会に。

【初稿】2016年10月2日

【加筆・修正・第1回】2016年10月24日

【加筆・修正・第2回】2016年10月25日

 

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