『考える力がつく本』(池上彰)を読んで

『考える力がつく本』(池上彰)を読んで

 

“玉”を目指すブロガーにオススメの一冊

テレビで難しいニュースや時事問題を誰にもでわかりやすく解説してくれる池上彰氏の新作。

メインタイトルは『考える力がつく本

サブタイトルは『本、新聞、ネットの読み方、情報整理の「超」入門」。

テレビというメディア出身者であり、ジャーナリストという立場上、ネットやブログだけではダメですよ!という立場で書かれている。

といってもネットやブログに否定的なわけではない。

「優れたブロガーを見つけよう!」という章があり、こんなことが書かれている。

いろんな専門家がブログを書いているのも、ネットの魅力です。(略)玉石混交の中から、こうして“玉”を見つけてブックマークしています。

要はブログもマスメディアも使いこなせるかが大切なのだ。

これは将来、“玉”を目指すブロガーにオススメの一冊だ!

と、まだ“石”の僕は思う。

では、行ってみよう!

「全体像を把握するコツ」を身につけよう

スマホでニュースを読んで「なるほど!」と思うことは多い。

ブログの記事だと個人が書いているのでその記事が本当に正しいのか、気になるが新聞社など大手マスコミ発のニュースだとその情報を丸ごと受け入れ停止ます。

もちろん、大手マスコミ発の、その情報は正しい。

僕の頭の中でその情報はひとつの「常識」になっていく。

でも、それが本当に「常識」なのか疑うのは難しい

それを疑うには「全体像を把握するコツ」を身につける必要があると『考える力がつく本』に書いてある。

ドナルト・トランプ氏は「アメリカ・ファースト」を主張しています。つまり「アメリカが一番。米国だけよければいい」というわけです。(略)「トランプが大統領になったら、日本はどうなるのか」といった特集がメディアで組まれています。(略)こうした場合は、過去→現在→未来の時間の中で、世界→国家→個人の動きへと振り返っていくと整理しやすいでしょう。

そして、整理しながら「常識」が「常識」でないことを具体的に教えてくれる。

 

それはこういうやり方だ。

日米安保条約に基づき、イザという時、日本を守ってくれるアメリカという「常識」がある。

いわゆる「アメリカは世界の警官」という方針だ。

しかし、1823年ジェームズ・モンロー大統領が提唱した「モンロー主義」は「世界の警官」とは真逆な方針だった。

それは「欧州は南北アメリカに干渉するな、アメリカも欧州に干渉しない」という方針だ。

基本的に第一次世界大戦も第二次世界大戦もアメリカが直接攻撃されるまで干渉しなかった。

つまり、ドナルド・トランプは突拍子も無いことを言っているのではなく、以前の「常識」に戻そうとしているだけなのだ。

と、いうようなことがもっとスラスラと読める文章で書いてある。

僕は「アメリカは世界の警官」が当たり前(常識)だと思っていた。

世界史の時間に習った「モンロー主義」を思い出させてくれて常識が必ずしも常識で無いことに気がつかされた。

「全体像を把握するコツ」を完全に使いこなすまで時間はかかるかもしれないが、

ぜひ、見につけたいコツだ。

リーダーたちは何を読んできたのか?

『考える力がつく本』は、前半が考えるためのコツや新聞・雑誌・ネット・テレビの見方、人の話の聞き方、本の読み方になっている。

後半は「リーダーは何を読んできたか?」というタイトルで経営者たちのインタビューとなっている。もちろん、インタビュアーは池上彰氏。

ユニクロの柳井正氏などの経営者に愛読書を上げてもらい、その本からどんな影響を受けたかを聞き出している。

まとめ

平易な文章で書かれているのであっという間に読める

取り上げている事例も本当につい最近起こったことを取り上げているので分りやすい。

それでいて実用的かつ身のある内容になっている。

ブログの記事を書く上でもとても役にたつ一冊だ。

 

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