
ハイスペックな殺し屋ローン・マルヴォを演じたあの人
ビリー・ボブ・ソーントンはアメリカの俳優だ。
名優であり、脚本から監督までこなす才人だ。
ブラッド・ピットと離婚調停中のアンジェリーナ・ジョリーの元夫として、
あるいは、ジョニー・デップと離婚したアンバー・ハードとの不倫相手(疑惑)として
最近、ゴシップニュースで名前を見かける。
確かに、最近まで日本ではブラッド・ピットやジョニー・デップのような知名度はなかった。
そんなビリー・ボブ・ソーントンを映画ファン以外にも知らしめたのがドラマ『FARGO/ファーゴ』(シーズン1)だ。
人懐っこくて邪悪でやたらに戦闘能力の高いハイスペックな殺し屋ローン・マルヴォを完璧に演じて見せた。
映画『バーバー』で映画版とドラマ版の『ファーゴ』が交差
ビリー・ボブ・ソーントンがコーエン兄弟の作品で主演するのは2度目だ。
2001年製作の『バーバー』では主役として床屋の亭主を演じている。
奥さん役は映画『ファーゴ』の主人公(婦警役)を演じたフランシス・マクドーマンド。
1996年の映画版『ファーゴ』の主人公と、2014年に放送されたテレビ版『FARGO/ファーゴ』の主役が映画『バーバー』の夫婦役で共演している。
しかも、奥さんに頭の上がらない亭主という映画版にもテレビ版にも共通する、コーエン兄弟の大好きな設定を演じている。
もちろん、気の弱い亭主が一発逆転を夢見て犯罪に手を染め、奥さんは・・・というパターンも健在。
ただし、『ファーゴ』のような暴力と笑いが混在した世界ではなく、もっと、ハードボイルドな世界が描かれている。
繰り返し見ても面白いビリー・ボブ・ソーントンの演技
『バーバー』の床屋の亭主とドラマ『ファーゴ』の殺し屋の共通点は、フツーの人に見えるけど時々見せる血の通っていないような雰囲気だ。
この感じを出せるのは、やはり、ビリー・ボブ・ソーントンだからだろう。
ドラマを(少し間をおいてだが)繰り返し見る、ということをしたのは『ファーゴ』が初めてだ。
ストーリーは分かっていても繰り返し見ちゃうのは、ビリー・ボブ・ソーントンの演技が面白く、いろいろ発見があるからだ。
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