
音楽ストリーミングサービスの満足度NO.1は?
今回は“レコメンドが役立たずなので「ラジオ」でキュレーションする”という話。
そもそもアメリカの調査結果を紹介する記事を読んだこと。
それを読むと
米J.D. Power and Associatesがこのほどまとめた音楽ストリーミングサービスの顧客満足度調査によると、最も満足度が高かったサービスは米Appleの「Apple Music」だった。
そうだ。
※グラフは米J.D. Power and Associatesのデータに基づく。
なるほど、アップル強しか、と思った。
グラフにすると各サービスわずかな差だけどね。
自分はApple Music使っている。
概ね満足している。
でも、レコメンド機能にはちょっと不満がある。
レコメンド機能を何とかしてほしい
Apple Musicのレコメンド機能は「For you」だ。
履歴に基づいて色々なおすすめアーティストやおすすめアルバムおすすめを紹介してくれる。
Apple Musicに限らず、Amazonプライムビデオの「おすすめ」、NETFLIXの「イチオシ」など、ストリーミングサービスには同じようなレコメンド機能が付いている。
もちろん、厳密には各社ちがうスペックだし、こだわりを持っている。
「わが社のレコメンド機能は優秀でユーザーを獲得するのにとても役立てている」というNETFLIX社長インタビューをを読んだことがある。
NETFLIXのレコメンドは確かに優秀だ。
でも、満足していない。
その理由は、レコメンド(推奨)してくる作品が残念ながら見たことがある作品ばかりなのだ。
どこで見たかというとTSUTAYやGEOでレンタルして見たのだ。
だからNETFLIXが知らないのは仕方ない。
でも、ユーザーのわがままだ。
自分では気がつかないおすすめ作品をNETFLIXにレコメンドしてほしいのだ。
無理なのは百も承知だけど。
NETFLIXのレコメンド機能が優秀であるがゆえにジャストミートしすぎて見た作品ばかりが「イチオシ」の欄に並んでしまう、という皮肉な結果になっている。
これはApple Musicの「For you」やAmazonプライムビデオの「おすすめ」も同じ。
今後はジャストミートせず、ちょっと外すくらいの人間的な加減ができるようになればレコメンド機能も一人前になれるだろう。
Apple Musicの「ラジオ」は新しい音楽と出会うチャンス
Apple Musicには「ラジオ」という機能がある。
クラシックやロックなどのジャンル別に「ラジオ」があり、アトランダムにいろいろな楽曲を流している。
おかげで「ラジオ」を聞いていると未知の楽曲だけど心にジャストミートする曲と出会える時がある。
従来のトランジスターラジオだって色々な曲が流れてきて心にジャストミートする曲と出会うことができた。
でも、Apple Musicの「ラジオ」が優れているのはアルバムジャケット、アーティスト名、楽曲名を表示しくれることだ。
気に入ればそのまま「My music」に登録することができる。
これが手軽で便利だ。
旧型のラジオだとDJの紹介を聞き逃したら最後、曲名やアーティスト名はさっぱり分からなかった。
そういった取りこぼしをする心配がない。
僕は、最近、このラジオで聴いたスムース・ジャズがお気に入りになった。
別に好きなジャンルではなかった。
ラジオのおかげで大のお気に入りになった。
パソコンで仕事をしている時、スムース・ジャズはBGMに最適なのだ。
まとめ
レコメンド機能はまだ発展途上だ。
デジタル時代でも、自分で工夫して気にった作品を見つけるしかない、というのが現実だ。
AppleMusicの「ラジオ」を使うことで音楽を自分向けにキュレーションすることができる。
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