今年、最も面白かったWEB発オリジナルドラマはこれだ!

今年、最も面白かったWEB発オリジナルドラマはこれだ!

これはあくまでも個人的な見解である。

僕が見た、2016年度に公開されたドラマの中でベストをあげるとするなら

『弁護士ビリー・マクブライド』と『ストレンジャー・シングス』の2本だ。

『弁護士ビリー・マクブライド』はAmazonオリジナル、

『ストレンジャー・シングス』はNetflixオリジナル、

というようにどちらもWEB発のドラマだ。

WEB発ドラマの方向性を示した『弁護士ビリー・マクブライド』

『弁護士ビリー・マクブライド』は10時間のインディペンデント映画という発想で、最近ではドラマとしては珍しいカリフォルニアロケを敢行。

弱き者が再起を誓って強き者に挑むという分かりやすくて痛快なストーリーと元弁護士のプロデューサー、リーガルものが得意なデビッド・E・ケリーの法廷における意外(だが説得力のある)戦術ややりとり、そして、ビリー・ボブ・ソーントンをはじめ役者陣の熱演で見ごたえのある作品に仕上がった。

特に、『弁護士ビリー・マクブライド』のインタビューでビリー・ボブ・ソーントンが語っていた「10時間のインディペンデント映画」という発想は今後のWEB発ドラマの方向性を示している。

映画が大作志向になり、取りこぼしてきた「創造性」をWEB発ドラマが補ってくれるのは嬉しいことだ。

SFXや3Dで楽しめ、家族で楽しめるテーマパークのような健全は大作映画もいい・・・。

でも、毎日同じ御馳走を食べていたら飽きるように、たまにはソウルフードが食べたくなる・・・

という風に考えている人たちが世界にはたくさんいるはずだ。

そういった人たちの思いににWEB発ドラマは答えてくれることになるだろう。

80年代テイストのSFホラー『ストレンジャー・シングス』

Netflixオリジナルhでは『ストレンジャー・シングス』は、まるで80年代のノリにノッテいた頃のスティーブン・キングが書きそうなSFホラーストーリーを80年代のスティーブン・スピルバーグが監督した・・・そんなノリの作品だ。

全編80年代感が漂っている。

その感じは徹底されていてオープニングのテーマは80年代の安っぽいシンセサイザー(風)に仕上げている、という懲りようだ。

こちらも昔なら、二本立て上映の映画館で二本目に上映されるB級感が楽しい作品だ。

時代は80年代。登場人物は小学生たち、彼らの兄・姉に当たる高校生たち、そして、彼らの親に当たる大人たちの3つのグループに分けられる。

少年の行方不明事件をきっかけに『X-ファイル』や『アウターリミッツ』のようなSFホラーなストーリーが展開する。

小学生、高校生、大人の3つのグループが別々のアプローチで真相に迫る物語は2時間の映画では描ききれず消化不良を起こしてしまう。

その点、9エピソード、約9時間という尺はストーリーがダレることもなくちょうどいい長さだ。

映画やテレビよりもWEBがドラマをリードする時代がそこまで来ている

今年面白かったWEB発ドラマの共通点は映画スターを主演に起用、実績のあるクリエイターがプロデュースしている点だ。

例えば『弁護士ビリー・マクブライド』ならビリー・ボブ・ソーントンとデビッド・E・ケリー、

『ストレンジャー・シングス』ならウィノナ・ライダーとショーン・レヴィというように。
俳優とクリエイターたちが8〜10エピソードのドラマに新しい可能性を切り開いている。

映画やテレビよりもWEBがドラマをリードする時代がそこまで来ている、という予感がする。

それは来年あたりではないだろうか。

AmazonとNetflixのオリジナルたちの挑戦に期待しよう。

 

 

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