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ビジネスの必修基礎とフレームワークが「1フレーズ」でわかるオススメ本
これまでにもMBAという言葉は耳にしたことがあった。
アメリカの高度な経営ビジネス資格という意味・・・くらいのボンヤリとした認識しかなかった。
そこで検索してみたら
Master of Business Administration(MBA)とは、経営学を修めたものに対して授与されることのある専門職学位である。
英米圏においては実務経験(AMBAは3年と規定)を有する社会人を対象としたマネジメントプログラムを提供するビジネススクール(経営大学院)、日本においては大学院(修士課程または専門職学位課程)が、これを授与する。
(wikipediaより)
という正しい意味を初めて知った。
各教育機関は、政府に公認された民間かつ非営利の認定団体によるアクレディテーション(Accreditation)を受けることにより、自校のMBAコースの質を保証している。MBA認証機関の一つであるAACSBには、アメリカを中心とする30カ国、約500のビジネススクールが加盟している。このほかの主だった認証機関(システム)には、イギリスに本拠を置くAMBA(Association of MBAs)、ベルギーに本拠を置くEFMD(European Foundation for Management Development)の発行するEQUIS(欧州品質改善システム)などがある。
現在、日本では慶應義塾大学および名古屋商科大学の2校がAACSBからの認証を受け、AMBAからは名古屋商科大学、立命館アジア太平洋大学が認証を取得している。
ということだ。なるほど。
今回紹介するのは『MBA100の基本』には
MBAに関心のある人はもちろん、ビジネスのスキルアップを望む人にも
ビジネスの必修基礎とフレームワークが「1フレーズ」でわかるオススメ本だ。
ビジネスの金言を2ページくらいに要約し、100本を紹介
そもそもMBAに興味のない僕がこの本を購入したのは、とても読みやすかったからだ。
1つの基本をだいたい2ページくらいに要約し、それを100本紹介してある。
1つの基本を読むのに3分程度しかかからないので、仕事と仕事の合間の空き時間を潰すため、パラパラとめくるのに丁度良かった。
腰を据えてじっくり読むのもいいけれど、短い時間で区切りよく読める本というのも有難い。
それでいて仕事に使えそうな金言フレーズがいくつもあるのはとても嬉しい。
ビジネスの幅広い分野の金言を網羅
『MBA 100の基本』は
- ・論理思考
- ・問題解決
- ・経営戦略
- ・マーケティング
- ・リーダーシップ
- ・組織
- ・定量分析
- ・アカウンティング
- ・ファイナンス
- ・新事業創造
- ・交渉・説得・会議
といった具合にムダなく広範囲をカバーしている。
では、その中から気に入ったMBAの基本を一部紹介しておこう。
大事なのは、
何をするのかではなく、
何をしないかである。
これを別の言葉でいうと「選択と集中」となる。
人・金・モノといった何をしないかを決めることが大事というお話だ。
私の仕事は
大聖堂を作ることです。
これは3人の石を積む職人の話。
「あなたの仕事は何ですか」と尋ねられて最初の職人は「石を積む仕事です」と答えた。
2人目の職人は「建物を作ることです」と答えた。
3人目の職人は「私の仕事は大聖堂を作ることです」と答えた。
同じ仕事でもどう捉えているかでモチベーションは大きく違ってくるということ。
見方を変えれば「つまんない」と思える仕事でも視点を変えると
大きなビジネスチャンスになるかもしれない、ということに気づかされる。
Noというな
Howと聞け
これは新しい提案を引き出すときの心構え。
最初から「ノー」というとモチベーションが下がるので
「どうやったらそれが実現できると思う?」と聞くことがポイント。
まとめ
これらは『MBA 100の基本』のほんの一部だ。
参考になる金言はまだまだいっぱい紹介されている。
読み終わってもそばに置いておきたい一冊だ。
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