
ドラマ『ヒトリシズカ』を見た
視聴率は芳しくなかったが、クオリティは高かったと評判になったドラマ『カルテット』。
主演の一人として話題になったのが高橋一生。
その彼が重要な役で出演したドラマ『ヒトリシズカ』を見た。
クオリティの高さという点では『ヒトシシズカ』は『カルテット』同様に高いドラマだ。
Amazonプライムビデオで『ヒトリシズカ』をチェック
日本のドラマをあまり見ない。
夜も、夜中も仕事をしている時が多い。
そのため、毎週欠かさずにドラマを見ることができない。
見たいドラマを見ることができないと悔しい。
だから、ドラマを見なくなった。
悔しい思いをするなら見ないほうがいいという選択だ。
そんな自分だったが、amazonプライムビデオやNetflixなどのサブスクリプションサービスが状況を変えてくれた。
サブスクリプションとは
提供する商品やサービスの数ではなく、利用期間に対して対価を支払う方式のことである。
(IT用語辞典より)
というサービスだ。
サブスクリプションサービスだと、
- ・見逃したドラマ
- ・評価が微妙で見るか、見ないか判断がつかなかったドラマ
- ・興味や関心のなかったドラマ
などでも、とりあえずチェックすることができる。
期待はずれなら冒頭3分で視聴をやめればいいのだ。
【注意】amazonプライムビデオの視聴には登録が必要です。
謎に満ちた緊迫した展開でグイグイ惹きこまれる
amazonプライムビデオで見たい作品がなかったので
暇つぶしにチェックしたのが『ヒトリシズカ』だった。
僕は日本のドラマはテレビで見るが、WEBではこれまで見ることがなかった。
やはり海外のドラマの方がバリエーションが多く、制作予算もあり、クオリティが高いからだ。
もちろん、日本にもクオリティの高いドラマはあるけど。
期待せず見始めた『ヒトリシズカ』は予想以上に面白かった。
謎に満ちた緊迫した展開で、予備知識ゼロの視聴でも物語にグイグイ惹きこむ力がある。
ドラマ『ヒトリシズカ』とは
『ヒトリシズカ』は全6話。
2012年にWOWOWが製作、放送したドラマ。
全話に登場するのが主役の伊東静加とその両親。
静加という若い女性(10代〜)が関わる謎と事件を描くドラマだ。
各話のメインキャストと舞台が変わる設定になっていて、
- ・上質の推理小説
- ・ハードボイルドの探偵小説
- ・ヤクザの抗争劇
- ・凸凹コンビの刑事が謎を追うバディ物
- ・人情話
と言った要素が詰まっている。
どの話を見るかによってテイストが異なるのが特徴だ。
主演は夏帆。
父親役に岸部一徳、
母親役は黒沢あすか
といったベテランが脇を固めている。
特に、1話から4話のストーリー展開、メインキャストたちの質の高い演技、彼らが演じる魅力的なキャラクターが相まって、日本とか海外と言った区別抜きでハイクオリティなドラマに仕上がっている。
第1話に登場する高橋一生が演じる国分寺署地域課巡査の木崎、
第2話の新井浩文が演じる足立署生活安全課防犯の山岸、
第3話と第4話に登場する松重豊が演じる警視庁捜査四課の鮎川と、
温水洋一が演じる西麻布署刑事課の矢部の凸凹コンビなど、
魅力的なキャラクターが登場する。
第3話と第4話のヤクザの抗争がこのシリーズのクライマックス。
ヤクザの組長・南原を演じる池田成志の演技も迫力があり、
銃撃戦は映画なみの迫力だ。
ここからちょっとネタばれ
第5話と第6話はシリーズのまとめ的エピソードになっており、
それまでのサイコ調、バイオレンス調のテイストが影を潜め、人情話的な展開になっていた。
もっと別のストーリー展開があったような気もするが、
原作小説(誉田哲也・著『ヒトシシズカ』)に沿ったも展開なのだろう。
(僕は原作を読んでいないので、どこまで原作に忠実だったかわからない)
第1話から第4話のメインキャストたちのその後も知りたかったので、
パターンの違うラストを見たい気もする・・というのが『ヒトリシズカ』を見た感想だった。
まとめ
もっと、違うラストを見たかった・・・と思ったけど、
『ヒトリシズカ』はそれでも十分面白くハイクオリティなドラマだ。
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