
電子書籍を読み始めたのが2013年。
今年は2017年だから4年が経ちました。
電子書籍で読むようになってから紙の本を読まなくなったかというとそんなことはありません。
電子書籍も読むし、紙の本も読みます。
気がつくと紙の本と電子書籍を使い分けるダブルスタンダードな読書が確立していました。
ビジネス書あるいは学習書は紙の本で
結論から言うとビジネス書は紙の本で読みます。
または、何かの知識や技術を身につけるために読む学習書も紙の本です。
なぜ、紙の本かと言うと「復習=再読」する可能性が高い場合は電子書籍よりも紙の本が便利です。
つまり、付箋を貼るような読み方をする本は紙の本が向いているのです。
紙の本が優れている点「情報量の視覚化・重量化」
紙の本が優れているのは厚さで情報量がすぐにわかることです。
分厚い本、薄い本は見ただけでわかります。
さらに、その本を手にすることで重さでも情報量を確認できます。
付箋を貼っておけば一目で重要ポイントの書かれたページを開くことができます。
何回も読み返す必要があるビジネス書や学習書には付箋が貼れ、視覚的に確認できる紙の本が向いている所以です。
電子書籍にも付箋機能はありますが、この「情報量の視覚化・重量化」はできません。
付箋も紙の本のような一目で分かると言う便利なものではありません。
以上の理由で「ビジネス書あるいは学習書は紙の本で」がオススメです。
小説は電子書籍で
小説のようにストーリーが最初のページから最後のページにまっすぐ進む読書には電子書籍が向いています。
特に、小説が分厚い弁当箱のような本の場合、満員電車の中で読むのは難しいですが、電子書籍なら薄いスマートフォンでスラスラ読めるので便利です。
小説をカバンに入れて通勤通学の時に読む人も多いと思います。
紙の本だとそのぶん重くなりますがスマートフォンならポケットに収まるので快適です。
なので、小説は電子書籍で読むことにしています。
まとめ
「紙の本vs電子書籍」のようなどちらが勝つか?
と言う視点で読書が語られることが多いですが、
どちらか一方が勝ち、どちらかが絶滅することはないでしょう。
紙の本vs電子書籍の比率は時代とともに変わると思いますが、
読書は紙の本と電子書籍のダブルスタンダードを基準にすべきだと思います。
自分にあった、あなたならではのダブル読書を見つけてください。
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