
フィンチャーが得意な実録シリアルキラー作品!
映画監督デビッド・フィンチャーといえば『セブン』『ゾディアック』でサイコキラーをテーマにしてきました。
特に、
1970年代後半を舞台に、FBI捜査官たちが当時はまだ新しかった犯罪者プロファイリングの手法を編み出し、凶悪な連続殺人鬼らを追う姿が描かれる
と紹介されているNetflixオリジナルドラマ『マインドハンター』は、事実に基づいたサイコキラー映画『ゾディアック』に通じる作品です。
新しいタイプの犯罪者に立ち向かうため、
プロファイリングの確立を描くドラマ
『ゾディアック』は
アメリカ合衆国で実際に起きた連続殺人事件(ゾディアック事件)を追う男たちを描いた映画
カリフォルニア州サンフランシスコで、1960年代後半に実際に起きた連続殺人事件を題材にしている。
この映画のタイトルは、本件殺人犯が地元新聞社「サンフランシスコ・クロニクル」や警察に送りつけた犯行声明文に書いた「Zodiac(ゾディアック)」という名前(偽名)に由来する。なお本事件は2017年現在に至っても解決していない。
つまり、ゾディアック事件で動機なき理解不能な連続殺人事件の時代が幕を開けたのです。
『マインドハンター』にもエドモンド・ケンパーなど実在のシリアルキラーが登場します。
『ゾディアック』ではジェイク・ジレンホール演じる風刺漫画家やロバート・ダウニー・Jr演じる新聞記者やマーク・ラファロ演じる刑事が執念の捜査でゾディアックに迫ります。
『マインドハンター』では行動科学科の捜査官が、ケンパーなど獄中のシリアルキラーにインタビューを行い、理解不可能な連続殺人犯を理解しようと努めます。
この試みはのちに『羊たちの沈黙』などで有名になったプロファイリングの確立につながるのですが、当時は「何やってるんだ、そんなことやめろ!」的な扱いを受け、苦戦します。
シリアルキラーと向き合いながら、本来、仲間であるFBIの同僚たちから白い目で見られながプロファイリングの確立を目指してチャレンジを続ける捜査官の活躍が『マインドハンター』の見どころです。
まとめ
映画とドラマの違いはありますが、
映画『ゾディアック』が好きな人は絶対にハマると思います。
Netflixオリジナルドラマ『マインドハンター』が気に入った人には映画『ゾディアック』がオススメです。
『マインドハンター』は過激な描写もあるので苦手な人にはオススメしませんが、ドラマとしてクオリティの高い作品です。
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