
『思考のトラップ』を読んで
『思考のトラップ』には、あなたの脳をだます48のトラップが紹介されています。
人の性(さが)について書かれた
人はみんなだまされている。
しかしそれでいいのだ。
正気でいられるのはそのおかげだから。
という文章で始まります。
人間は(つまり、僕やあなたは)自分で自分を騙しなが生きているのです。
・・・ということを教えてくれるのが『思考のトラップ』という本です。
実はまだ読みきっていませんが、ピンときたトラップがあったのでご紹介します。
「先のばし」という名の思考のトラップ
『思考のトラップ』に書いてあるたとえ話を要約してご紹介します。
ネットフリックスを楽しんでいるとマイリストにどんどん見たい映画やドラマを追加するはず。
でも、不思議なことにいつか見るつもりがたまってしまい、気がつくとマイリストの中は何百本もの作品で埋もれている。
この理由は
人はいつか最善のことをいつかやるだろうと思っているけどめったにやらない
ためです。
ある実験では
高尚な映画と気楽に見ることができる映画を、気楽に見ることができる映画を先に見る人たちが多かったそうです。
『シンドラーのリスト』のような高尚な作品は見るのに努力を強いられるので後回しにされるのです。
それよりは『スピード』や『ミセスダウト』のような気楽に楽しめる作品を先に見る人が多いのです。
高尚な映画は見るに値するとわかっていても、それを先延ばしにして、すぐに得られる楽しさを手に入れてしまうのが人間なのです。
ただ、本人(つまり、僕です。あなたはどうですか?)はそう気がついていないだけです。
ネットフリックスの例以外、人生のあらゆる局面で僕たちは先延ばしをしています。
試験勉強をするかクラブに遊びに行くか、サラダを食べるかカップケーキを食べるか、記事を書くかビデオゲームをするか
この先のばしを回避するのは
生産性を上げるのゲームだと知っている
ことです。
ダイエットするとき
先に多額のお金を払って巨大な(ダイエットの)箱を購入し、未来のあなたにそれを片付けさせる
のが最良の方法であると『思考のトラップ』は教えてくれます。
つまり、未来のあたな(というか、僕)にやらせるのです。
まとめ
僕は先のばししていることがたくさんあります。
このブログの記事もその一つ。
今日は書けないけど、明日か、いつか、書きます。
といった感じで。
これからはゲームだと思い生産性を高めます。
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